No.24

目には目を!
 ふんわりした年齢操作現パロその2

 その日、いくらか仕事が立て込んでいて、自宅に帰り着く頃には日も暮れてから随分経ってしまっていた。
 モランは「あー、疲れた疲れた」と独り言ちながら、ネクタイを解いた。
 居間に入ると、フレッドは小さめのダイニングテーブルに向かっていた。彼の背丈にはやや高いチェアの上で足をぷらぷらさせながら、宿題をしているようだった。

「おかえり」
「もう飯食ったか?」
「ん」

 冷蔵庫から冷たい缶ビールを取り出してプルタブを引く。ぷしゅっと空気の抜ける小気味よい音を聞きつけて、フレッドが顔を上げた。

「……先にごはん」
「わーってるって」

 週明けの労働を終えたご褒美だ。この美味さはお子様には分かるまい。
 しばらくじとりとした目でモランを睨めつけていたフレッドは、やがて諦めて宿題に戻った。向かいの席に腰を下ろして覗き込んでみると、算数のドリルのようだった。低学年向けのドリルには、ページの隅に可愛らしいキャラクターのイラストまで添えられていて、何だか懐かしい気分になる。

「分かんねぇところあったら教えてやるぞ」
「ウィリアムさんに教えてもらう」
「あっそ……」

 素っ気無い返事だった。確かに、たまに指を使ったりしてはいるが、順調に解答を書き込んでいる。モランからうるさく言わなくてもちゃんと宿題をするのだから、偉いものだ。
 ビールをちびちびやりながらその様子を眺めていると、ふと、ドリルに取り組むフレッドの顔がほとんど見えないことに気がついた。

「お前、髪伸びたな……」

 フレッドが算数ドリルから顔を上げた。
 本人はきょとんとしているが、いつの間にか前髪が目にかかるほど伸びている。
 しまったな、とモランは内心でつぶやいた。
 週末のうちに床屋に連れて行くべきだった。まだ一週間は始まったばかりなうえに、この週末はウィリアムたちと遊びに出かける予定があるから、連れて行ってやる暇がない。
 かと言って、散髪代だけ渡しておいて、平日の放課後に一人で床屋に行かせるのは少々心配だ。再来週までこのまま過ごすしかないだろうか……。
 思案していたモランは、もっと簡単な解決策を思いついて指を弾いた。

「フレッド、ちょっとこっち来い」





 週の真ん中、水曜日のことだった。
 ウィリアムは友人のシャーロックと連れ立って学校を出た。

「十八章まで、読めた?」
「おう。授業中ずっと推理してたぜ!」
「それは期待できそうだ」

 ウィリアムとシャーロックの手には、それぞれ分厚い推理小説が握られている。
 同じ小説を同じページまで読んで、犯人を推理するのが最近二人が凝っている遊びだ。教室でやると先生たちがいい顔をしないから、放課後、歩きながら話すと決めていた。

「……だから俺は、エイドリアンがリチャード殺しの犯人だと推理する」
「うーん、ハウダニットの観点で考えるなら、君の言う通りなんだろうね」
「それ以外に何かあるのかよ?」
「被害者を最後に目撃した近所の住人が『もう遅いのに』って言葉を聞いてるでしょ? まだ夜の八時なのに、おかしくないかな。犯人がエイドリアンだったのなら、なおさら」
「『今更もう遅いのに』とか、そういう意味にも取れるんじゃね?」
「それはそうだけど……あれ、ルイスだ」

 ウィリアムが声を上げた。
 見ると、前方から彼の弟のルイスが歩いてくる。すぐにルイスもこちらに――というか、ウィリアムに、気づいたようだ。ぱたぱたと足音を立てて駆け寄ってくる。

「兄さん!」
「ルイス。先に帰っていたと思ったんだけど……」
「はい。……フレッドのうちに行っていました。今日、学校をお休みしていたので……」
「あ、そうなの。……ルイス、大丈夫?」

 ウィリアムが心配そうに訊ねた。
 その質問の意図はシャーロックにも理解できた。というのも、ルイスが今にも泣きそうな顔をしていたからだ。

「……」

 ルイスは黙って、握りしめていた紙切れを差し出した。メモ帳の一ページを破り取ったものらしかった。
 ウィリアムとシャーロックは額を寄せ合って、その紙切れをのぞき込む。

『がっこう いきたくないです』

 鉛筆のたどたどしい文字で、そう記されている。

「これ、フレッドが?」

 尋ねると、ルイスはこくこくと頷いた。

 彼から聞き出した話を要約すると、こうだ。
 今日、フレッドは学校を休んだ。彼の担任の先生に理由を訊ねてみたところ『体調不良』とのことだったので、ルイスは放課後に彼の家に立ち寄った。
 フレッドの具合が悪くともモランが出てくるだろうと考えてインターホンを鳴らしたが、しばらく待っても誰も出てこない。留守だろうか。
 仕方がないので、ルイスはマンションの廊下の隅にしゃがみ込んで、その場で手紙を書いた。ノートのページを破いたものに、今日学校であったことや早く元気になってほしいことなどをしたためた。
 ドアのポストに紙切れを押し込んで、今日のところはもう帰ろうとした。
 が、すぐにドアの向こうでカタンと小さな音がした。誰かが手紙を取ったのだ。

「フレッド? いるんですか?」

 ドアの向こうに人の気配がある気はする。だが、呼びかけてみても返事はない。
 もしかして泥棒……と恐ろしくなってきた矢先、またカタンと音がした。ポストの隙間から、紙切れが飛び出している。
 ルイスは急いでその紙切れを引っ張り出した。
 広げてみると、フレッドの字で、この短い文言が書きつけられていたのだ。

 その場で一部始終を聞き終えて、ウィリアムは弟の頭を撫でた。

「……そうだったの。心配だね」
「どうしましょう兄さん。学校で何かあったんでしょうか……」
「聞き込みしよーぜ聞き込み!」
「…………」

 シャーロックをじとりと睨むルイスを宥めつつ、ウィリアムは思案した。
 学校には『体調不良』と届けているにも関わらず、フレッド自身は「学校に行きたくない」と言っている。とは言え、あの子がいじめられたからといって大人しく登校を拒否するタイプだとは思えない。それに、そんな事になればモランだって黙ってはいないだろう。
 だとすれば、もっと別のトラブルか。
 ウィリアムはポケットから子ども用スマートフォンを取り出すと、迷いのない手つきで十桁の番号を入力した。二、三回咳払いをし、呼び出し音の後、いつもよりやや低い声を作って話し始める。

「もしもし、お世話になっております。六課のモラン様はご在席でしょうか? ……はい。はい……あ、いえ結構です。どうもありがとうございます。……はい、失礼します」

 通話が切れたのを見届けてから、シャーロックは恐る恐る訊ねた。

「……どこに掛けたんだ?」
「会社。モランは普通に出勤してるみたいだね」
「おぉ……」

 事も無げに言い放つウィリアムに、シャーロックはそこはかとない恐ろしさを感じた。

「どうしてモランさんに直接掛けないのですか?」

 ルイスが当然の疑問を口にした。二人のスマートフォンには当然、モランの携帯番号も登録してある。
 ウィリアムは人差し指の背で自分の唇を撫でて、考えるときの仕草をした。

「……もしフレッドが病気や怪我で学校に来られなくなったのなら、モランが普通に出勤しているのはおかしい」
「そうですね」

 兄の言葉に、ルイスは頷いた。
 そのような事態になれば、フレッドと二人暮らしのモランは絶対に会社を休む。事情を話せば、雇い主のアルバートがいくらでも融通をきかせてくれるだろう。

「一方で、フレッドが精神的な理由で登校を拒否しているのであれば、放課後のこの時間になってもモランから僕たちに何の連絡もないのはおかしい……」
「あ、確かに……」

 ルイスは以前に起こった『フレッドの水筒消失事件』を思い出した。
 あの時、モランは誰よりもフレッドのことを心配して、学校で何かあったのではないかとアルバートやウィリアムに聞いて回っていた。
 フレッドが突然「学校に行きたくない」と言い出した時、同じ学校に通う自分たちに心当たりを聞いてこないはずがない。

「じゃ、モランはフレッドが学校に行きたがってない理由を知ってるっつーことか?」

 シャーロックがぽん、と道端の小石を蹴飛ばした。

「……ルイスは、昨日フレッドに会った?」
「はい」
「何か変わったこととか、気づいたことはなかったかな?」
「えぇと………あ。そういえば、」

 考え込んでいたルイスが何かを言いかけた時だった。

「あら、いつかの探偵さんたち」

 明るい声が聞こえて立ち止まると、ストライプ柄のエプロンを着た女性がにこやかに手を振っている。
 三人はいつの間にか公園の前に差し掛かっていた。公園の前ということは、つまり『水筒消失事件』の鍵を握っていたアイスクリーム屋の前である。
 あの一件以降、下校の時間帯はこうして店員が店先に立つようになった。地域見守り活動の一環、らしい。
 ウィリアムとルイスが「こんにちは」と礼儀正しく挨拶すると、彼女も「はい、こんにちは」と笑顔で返す。

「試食ねーの?」
「残念、ありません。お家の人と買いに来てね」

 シャーロックの不躾な態度を、ルイスは信じられないという目つきで見ていた。が、店員の女性はやんちゃな子どもへの対応も慣れたもので、すかさず手作りのチラシを差し出した。
 シャーロックは季節限定のフレーバーをチェックするふりをしながら、自然な調子で彼女に訊ねる。

「あんた、昨日もここに立ってたのか?」
「ん? そうだね。昨日もいたよ」
「フレッドに会ったか?」
「あぁ、会ったよ! さっぱりしてて可愛くなってたね」
「……さっぱり?」
 シャーロックが首を傾げ、ウィリアムとルイスは顔を見合わせた。





「……それじゃあ、フレッドが今日学校を休んだのは、モランが前髪を切りすぎちゃったからってことでいいんだね?」
「……返す言葉もねぇ」

 夕方。
 モランが会社を出て私用のスマートフォンを確認すると、アルバートからメッセージが入っていた。内容は、帰りに我が家に寄るように、という簡潔なものだった。
 わざわざこちらのスマートフォンに連絡してきたということは、仕事絡みの内容ではないのだろう。
 モランはうっすらと胸騒ぎを覚えつつ、大人しくモリアーティ邸に向かった。
 するとまぁ案の定と言うべきか、モランがうっかりフレッドの前髪をばっさりと切ってしまった件がバレていた。
 モランは今、広々としたモリアーティ家の居間の絨毯の上で正座をさせられ三兄弟から尋問を受けている。
 こいつら、いつもいつもどうやって嗅ぎつけてくるんだ……と内心で悪態をつきながら。

「……あいつだって最初は別に気にしてなかったんだよ。ちょっと不満そうにはしてたけど、まぁこんなものかって顔で。それが昨日学校から帰ってくるなり、『髪が伸びるまで学校いかない』って言いだしやがって……」
「友達や先生や近所の人達に可愛い可愛いって言われたのが嫌だったんだ?」
「……まぁ、そうみたい、だな」

 一昨日、洗面所の床に新聞紙を敷いて、カットクロス代わりに雨ガッパを着せてフレッドの髪を切ってやった。伸びた部分を切りそろえるくらいなら訳ないだろうと考えていたのだが、実際にやってみると案外難しい。
 特に前髪はまずかった。長く伸びすぎたのを何とかしようと最初にハサミを入れたから、加減が分からずばっさりといき過ぎてしまった。
 内心焦りながらも、何とかバランスを整えた。
 鏡で仕上がりを確認したフレッドは、晒されたおでこに少し不服そうな顔はした。けれど元々服装や見てくれにはあまり拘らない性格だったから、特に何も言わなかった。
 事態が変わっていたのは、翌日の夜だった。
 家に帰ると、フレッドが居間のソファの上でむくれた様子で三角座りしていた。家の中なのに、何故かパーカーのフードを被ったまま。
 そうして、「髪が伸びるまで学校いかない」と宣言したのであった。

「モランが悪い」
「モランさんが悪いです」
「あぁ、モランが悪いね。それで、ケーキでも買って帰って機嫌を取ろうという腹か」
「ぐっ………」

 通勤鞄と一緒に抱えていた白い小箱をアルバートに指摘された。中には近所のパティスリーのチョコレートケーキが入っている。

「『ご機嫌取り』なんて人聞きが悪すぎんだろ……」
「他にどう表現すれば?」
「俺だって別に悪気があって切りすぎたわけじゃねぇよ! 素人が見様見真似でやるべきじゃなかったって言われちまえばそれまでだが、しばらく床屋に連れて行ってやれそうになかったんだから、俺が切ってやるのは別に間違っちゃいないだろ? あのまま放っておけばフレッドだって鬱陶しくなってきただろうし、目を悪くしちまうかもしれないし」
「…………」
「結果として俺は失敗しちまったわけだが、そのことについてはこの通りちゃんと謝る。フレッドがそう何日も学校サボれるような性格じゃないのはお前らもよく知ってるだろ? 一日休んで落ち着いたところで俺が頭下げてやれば、あいつだってもう気が済むはずだ」
「……まぁ、そうですね……」

 一番最初に態度を和らげたのはルイスだった。
 そしてルイスを説得できればアルバートもイケる、とモランは考えた。そもそも彼がモランをここへ呼んだのは、末の弟を安心させるためだろうと踏んでいたからだ。
 モランは、ウィリアムの方へそっと視線を送った。
 彼は腕を組んで、子供らしくない聡明さを湛えた赤い瞳でモランをじっと見つめている。

「モラン。まさかとは思うけど……」

 ウィリアムがそう前置きをしたので、モランは内心でぎくりとした。

「お酒、飲んでたんじゃないの?」
「うっ………!!」
「やっぱり」

 一番突かれたくなかったところを見事に突かれてしまった。
 ウィリアムが呆れたようにため息をつくと、追及の手を緩めかけていたアルバートとルイスが色めき立った。

「酒を飲んだ状態でフレッドの髪を切ったのか?」
「モランさんひどいです!」
「か、缶ビール一本くらいで手元が狂うほど酔ったりしねぇよ!」
「お酒を飲んでいたことは認めるんですね!?」
「事実、手元が狂っているというのに呆れたものだな。それに何より危ないだろう。少しは控えたまえ」
「ぐ……」

 酒を控えろ、なんてアルバートには死んでも言われたくない台詞だったが、この状況では何も言い返せない。

「モラン……確かに君に悪気はなかったのかもしれない。でも、お酒を飲んでさえいなければしなかったかもしれない失敗だよね? フレッドはまだ小さいからお酒の影響というものにピンと来ていないかもしれないけど、いつか必ず気づくよ。あの時モランがお酒を飲んでいたせいで恥ずかしい思いをさせられた、って」

 ぐうの音も出なかった。

「……で、でも、もう切っちまったもんは仕方ないだろ。謝る以外にどうしろって言うんだよ」
「謝り方の問題だよ、モラン。信頼を取り戻すためには、君の誠意を示す必要がある」
「だからこうして、あいつの好きなケーキも買ってきたし……」
「お金は誠意とは言わないよ。大人同士のトラブルならそれで済む場合も多いかもしれないけどね」
「……じゃあ、どうしろってんだよ……」

 少しばかり投げやりな気持ちになりながらそう尋ねると、ウィリアムは「簡単なことだよ」とにっこり微笑んだ。

「ハンムラビ法典の最も有名な一節なら、君も聞いたことがあるだろう?」





 三兄弟から解放されてようやく帰宅すると、リビングには明かりこそ点いていたが、無人だった。
 モランは室内をざっと一回りした。
 用意しておいた食事はちゃんと食べているようだったし、戸棚からお菓子を出して食べた形跡もある。今朝はテーブルの上に置いていたはずのリモコンがソファの上に移動していたから、テレビを見て過ごした時間もあったようだ。
 といっても、ズル休みを満喫できるような性格でもないから、一日も経てば落ち着かなくなってくる頃だろう。
 モランはフレッドの部屋のドアをノックした。

「フレッド、ただいま」
「………………おかえり」

 中からごく小さな声で返事があった。 怒っているというよりは、どんな顔をして出ていけばいいかわからなくてちょっと拗ねてみた、といった声だった。

「ちょっと出てきてくれねぇか。見てほしいモンがあるんだ」
「……何?」
「いいから、ちょっとだけ。出てこいよ」
「…………」

 廊下に正座してしばらく待つと、ドアが小さく開いた。隙間からしぶしぶ顔を覗かせたフレッドは、モランの姿を見て目を丸くした。
 額のあたりに彼の視線が刺さっているのがわかる。
 モランの前髪も、フレッドと同じくらい、短く切りそろえられていた。

「それ、どうしたの……?」
「切った。……お揃いだな」

 モランは苦く笑いながら答えた。
 正確には『切られた』のだが。
 あの後、バルコニーに連行されたモランは、ウィリアムの手によって前髪をざっくりと切り落とされた。もちろん器用な彼のすることだから、人前に出られなくなるような仕上がりではない。
 とはいえ、見慣れた自分の前髪が消え失せて額が晒されているのは確かに気恥ずかしい。ルイスが「フレッドはもうちょっと短かったです」と口を挟んだお陰で前髪の長さはかなり精確に再現された。
 まさに『目には目を、歯には歯を』というわけだ。
 さらに追い打ちをかけるようにアルバートがモランのスマートフォンを奪いとると、その姿を写真に収め同僚数名に一斉送信した。モランが常日頃格好つけたがっている後輩や女子社員たちを的確に選んでいたのだから、まったく悪魔のような男である。
 すぐに全員から返信があった。「似合ってます!」とか「え、どうしたのモランくんかわい〜!」とか、概ね好意的なものばかりであったが恥ずかしくて居た堪れなかった(マネーペニーからのものすごく気を遣った文面が正直一番堪えた)。

「本当に悪かった。前髪を切り過ぎちまったのも、酒を飲んでたのも。完全に俺の失態だ」
「…………」
「それに、お前の気持ちもよーく分かった。『可愛い、可愛い』って言われまくると、男としての沽券に関わるな」
「こけん?」
「プライドとか意地ってやつのことだ。もう、明日どんな顔して会社に行けばいいのかわかんねぇよ」
「……かいしゃ、行きたくない?」
「ああ、行きたくねぇ。お前と一緒に休んで、家でテレビでも見てたいよ」

 冗談めかして言うと、フレッドはようやく笑った。

「それはダメ」
「わかってるって。ちゃんと行くよ」
「うん。……僕も学校行く。恥ずかしいけど」
「おう、えらいぞ」

 モランは立ち上がると、フレッドの手をつかんだ。大人しく部屋を出てきてくれたので、二人は連れ立って居間へと向かった。

「ケーキ買ってきたんだ。チョコのやつ」
「……クリスマスじゃないのに?」
「今日は特別だ。食おうぜ」
「先にごはん」
「生意気言うなっつの」

初出:Pixiv 2023.09.05

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